単元 燃焼の仕組み
目標 物を空気中で燃やすと、空気の入れ替わるところでは燃えるが、入れ替わらないところでは燃えなくなってしまうことを 、実験を通して捉えることができる
観察・実験
【事象提示】ペットボトルの蓋を開けたまま、ロウソクにかぶせても、火は消えてしまう
ペットボトルの蓋が開いていても、ロウソクの火が消えたのはどうしてだろうか?
【問題】
「ペットボトルの中でロウソクを燃やし続けるにはどうしたらよいだろうか」
【予想】
上下を開けて空気が通るようにすると良いと思う、など
【結果】
③の実験だけ、ロウソクの火は燃え続けた
線香のけむりは下から上に動いていた
【考察】
物が燃え続けるには、新しい空気が入り続ける必要があるのではないか
【結論】
「物が燃え続けるには、絶えず新しい空気と入れかわる必要がある」
豆知識
- 事象提示の事例:「先生は週末、キャンドルパーティをしようと準備したんだけと、火をつけたキャンドルに、危ないから(蓋を開けて底を切った)ペットボトルでカバーをかけてみたら火が消えてしまいました。安全にキャンドルを燃やし続けるにはどうしたらいいか、みんなの知恵を貸してください!」
- ペットボトルは、丈夫なホット用や炭酸飲料用などを用いる方がよい。1.5L炭酸飲料用のペットボトルを用いる場合は、底を3分の1程度カットすることで、実験結果が安全な時間内に確認できる
資料
実験レポ
私の授業では燃焼実験を炭酸飲料(ウィルキンソン1L)用のペットボトルで行いました。 ペットボトルが太くて丈夫なので、中でロウソクが燃えても...もっと見る
小学校理科担当さん 東京都 教職員ペットボトルで燃焼実験
私の授業では燃焼実験を炭酸飲料(ウィルキンソン1L)用のペットボトルで行いました。 ペットボトルが太くて丈夫なので、中でロウソクが燃えても変形しませんでした。事象提示としてペットボトルの蓋を開けても数分でロウソクの火が消え、児童の問題づくりに役立ちました。よかったら活用してみてください。
小学校理科担当さん
東京都 教職員