「昆虫模型作りセット」による授業実践@釜石市立小佐野小学校

お知らせ授業支援「昆虫模型作りセット」による授業実践@釜石市立小佐野小学校
日時 2018年6月28日(木)
場所 釜石市立小佐野小学校
内容 「こんちゅうを調べよう」小学校3年1組32人

6月の釜石市教研理科部会の研修会で提供した「昆虫模型作りセット」を、釜石市立小佐野小学校3年1組「こんちゅうを調べよう」の授業で活用していただきました。

(授業を担当された小佐野小学校髙橋先生より)

子どもたちは、前単元の「チョウをそだてよう」で、昆虫の体は頭・胸・腹に分かれていること、足は胸に6本あることは学習していました。始めはそのことを全体で確かめ、「何も見ずに、本物そっくりのトンボを作ろう」と投げかけました。

4~5人の班7班で、班ごとにトンボを作りました。「簡単」と自信たっぷりに作り始めた子どもたちでしたが、いざ作り始めると、分からないことが多いことに気づきました。

各班で一度完成したところで、教科書とウェブサイト「NHK for school」の「ものすごい図鑑」を使ってトンボの体のしくみを観察し、もう一度作り直しました。今度は、羽の位置、足の付き方など、こちらから言わなくても細かい点に注意していました。45分以内に作り直せなかった班がありましたが、細かいところにこだわって時間が足りなくなったようでした。

今回の学習で、昆虫の体のつくりが実感を伴って理解できただけでなく、観察の視点についても理解を深めることができました。今回教材を頂いたことで、子どもたちも私自身も大変勉強になりました。ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。